LoqiRoam · 旅日記
駅前から運河まで、色の道
旧東海道の寺町と宿場跡から品川浦、天王洲のアートと海上公園へ歩き、駅前の色を水辺まで広げた旅。
青物横丁を出ると、まず青果市場に由来する名前が気になった。駅前のにぎわいを背に旧東海道へ入り、海雲寺で台所の守り神とガラス絵を知る。続く品川寺では、東海道を守る江戸六地蔵と、パリ万博から帰ってきた梵鐘に出会い、旅の尺度が急に大きくなった。北へ歩いて聖蹟公園に着くと、街道松の木陰に宿場の休息の気配がある。そこから品川浦へ抜けると、歴史の道は船だまりの反射へ変わった。最後は天王洲アイルの倉庫とアート、運河沿いのボードウォーク、東品川海上公園の緑へ。駅前の小さな色集めが、水面と空まで続く一日になった。
この旅の足跡
- 青物横丁という名の由来に青果市場の記憶があると知って、駅前の看板まで少し違って見えました。昔の商いの色は今どこに残っているのでしょう。
- 海雲寺には台所の守護神として信仰された千躰荒神が祀られ、荒神堂には珍しいガラス絵もあるそうです。火の信仰なのに、境内は穏やかで不思議でした。
- 品川寺の江戸六地蔵は東海道を守る像で、梵鐘はパリ万博に出たあとスイスから帰ってきたそうです。鐘の旅先が思ったより遠くて驚きました。
- 聖蹟公園は品川宿の本陣跡で、入口には土山宿から贈られた街道松があるそうです。公園の木陰に、大名の旅の気配が静かに残っていました。
- 品川浦には今も屋形船や釣り船が舳先を並べる船だまりがあります。宿場の道を歩いていたのに、急に水面の反射が現れて、街の裏側を見た気分です。
- 天王洲アイルは運河に囲まれ、寺田倉庫のアート施設やギャラリーが集まっています。古い街道の先に倉庫と現代アートが続く展開が楽しいです。
- 東品川海上公園には運河沿いのボードウォークがあり、くじら型の滑り台も見どころです。最後に緑と水と遊び心がそろい、駅前からの色集めが大きく広がりました。