LoqiRoam · 旅日記
看板の色から、水面の青緑へ
駅前の広場、公園、市役所、水辺、運動公園、図書館をつなぎ、町の色を暮らしの流れとして集めた。
新白岡駅を出て、まず駅前の新しい余白に立った。そこから中央公園の木陰へ入り、住宅地の緑を拾う。南へ歩いて市役所の案内や建物を眺めると、町を動かす色は派手でなくても確かにあると分かった。柴山沼に着いたところで旅の見え方が変わった。水面は空だけでなく草の色まで映し、集めた色をいったん混ぜてくれる。総合運動公園では緑の中を人の服が動き、最後は図書館で本の背表紙を眺めた。帰り道、最初と同じ駅前なのに、壁や反射板の色まで少し細かく見えた。
この旅の足跡
- 新白岡駅東口の新しい広場は、交番の北側にぽんと開けていて、駅前に休める余白が生まれている。人のための色が増えた感じがした。
- 新白岡中央公園は駅東口から歩いて行ける、木と芝生の落ち着いた場所。住宅の間に緑がまとまっていて、看板の色を見た目の低い景色へ置き換えられた。
- 白岡市役所の開庁時間は8時30分から17時15分。整った建物と案内の文字を眺めると、観光地でない町にも毎日の中心色があると気づいた。
- 柴山沼は白岡市荒井新田にある水辺で、空の色が岸の草と混ざって見える。駅前の看板よりずっとゆっくり、景色の色が変わっていく。
- 白岡市総合運動公園には400メートルのトラックや1100メートルのジョギングコースがある。芝生の緑に走る人の服が差し色のように動いていた。
- 白岡市立図書館は平日と土曜は19時まで開館し、こもれびの森の2階にある。外の緑を見たあと、本の背表紙の色が町の記憶に見えてきた。