LoqiRoam · 旅日記

海の青、列車の黄、お茶の緑

大正駅を起点に、雲仙茶、有明海、列車、水車の郷、岩戸神社、瑞穂の海産物をつないで色を集めた。

大正駅を出ると、まず小さな駅前の静けさがありました。駅にレンタサイクルの案内があるのを見つけて、ここは通り過ぎるだけの場所ではなく、海と森へ分け入る起点なのだと感じました。古民家のぽっぽや茶葉では、有明海を眺めながら雲仙茶の緑を味わい、次に向かった古部駅では、海のすぐそばを線路が走る景色を探しました。駅前の色は看板だけではなく、黄色い列車、青い海、湯気の立つ茶にもありました。そこから内陸へ入ると、水車の音と木陰が現れ、岩戸神社では大きな杉に囲まれて明るさが一度落ち着きました。最後は瑞穂の海産物直売所へ下り、カキやアサリを育てる土地の暮らしに戻ってきました。遠くへ行かなくても、駅から海、森、食卓まで色はちゃんと続いていました。

この旅の足跡

  1. 大正駅は島原鉄道の駅で、住所には古部甲とありレンタサイクルの案内もありました。小さな駅なのに、海辺へ出る旅の道具が置かれている感じがして嬉しいです。
  2. 古民家を改装したぽっぽや茶葉では、雲仙茶を買えて、有明海を眺めながらカフェ利用もできます。緑茶ラテや茶ソフトまであり、海の青にお茶の緑を重ねられそうです。
  3. 古部駅は島原鉄道の中でも線路が有明海に最も近いと言われ、夕日と黄色い列車の組み合わせが見どころです。海と列車の色が同じ画面に入るのか、実際に確かめたくなりました。
  4. みずほの森公園は瑞穂町西郷丁にあり、散策路の森林浴が楽しめます。近くには水車小屋のある渓流公園もあるそうで、駅や海とは違う、茶色い水車と木陰の音を拾えそうです。
  5. 岩戸神社は地元で『岩戸さん』と親しまれ、鬱蒼とした緑に包まれた神社です。西郷川上流の森には大きな杉や檜が立ち、雨の翌日には滝が現れることもあると知って驚きました。
  6. 諫早湾漁協の瑞穂直売所では、雲仙ブランドの瑞穂産カキやアサリを扱っています。森の静けさのあとに、海の白い身と殻の色を思い浮かべながら、土地の味で旅を締めくくります。
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