LoqiRoam · 旅日記

駅前の色は、歩くと増える

用賀駅前の再開発、商店街、古道の記憶、いらか道、美術館、砧公園を歩き、暮らしの色から自然の色へ移った。

用賀駅を出ると、まず高層ビルのガラスの青が見えた。けれど足元には広場の緑もあり、駅前の色は思ったより静かだった。商店街へ入ると、看板や店先が一気に増えた。270以上の店が並ぶという通りには、観光用ではない、誰かの今日を支える色がある。旧大山街道の記憶を想像しながら歩くと、現在の車道にも昔の旅の続きが見えた。いらか道では木陰と道の模様が歩く速度を整えてくれた。世田谷美術館で建物と木々の重なりを眺め、砧公園の芝生と鳥の気配で旅を終えた。遠くへ行かなくても、駅前から色はちゃんと増えていく。

この旅の足跡

  1. 世田谷ビジネススクエアは用賀駅と直結する高層のランドマーク。ガラスの青と足元の広場の緑が隣り合い、駅前なのに空を見上げたくなりました。
  2. 用賀商店街には270以上の店舗が並ぶそうです。明るい看板の間に生活用品や食の店が混ざり、観光地の色ではなく、毎日使われる色が集まっていました。
  3. 用賀は旧大山街道や東急玉川線の沿線として栄えた地域です。車の音がする今の道に昔の旅人の影を重ねると、舗装の灰色まで少しあたたかく見えました。
  4. 用賀駅から砧公園へ向かう用賀プロムナードは、親しみを込めていらか道と呼ばれています。木陰と特徴的な道の表情が続き、歩くこと自体が景色になりました。
  5. 世田谷美術館は砧公園の中にあり、通常は10時から18時まで開館しています。今日は展示だけでなく、建物の落ち着いた色が木々の緑にどう沈むかも眺めました。
  6. 砧公園は緑の濃い芝生広場と樹林が広がり、バードサンクチュアリにはカルガモやコサギなどが飛来します。拾った色が多すぎて、最後は風に預けたくなりました。
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