LoqiRoam · 旅日記
駅前の青から山里の緑へ
西条駅から温泉、大日堂、青柳宿、青柳城址公園へ進み、看板・湯気・木・石垣・山の色を集めた山里の旅。
西条駅を出たとき、最初に目に入ったのは小さな案内板の青と、その向こうに重なる山の色でした。歩き出して西条温泉とくらへ寄ると、駅前の明るい看板とは違う、木と湯気のやわらかな景色に変わります。そこから大日堂へ向かい、江戸時代の仁王門と大きなモミの木を見上げました。古い茶色と深い緑が並ぶと、町の時間が目に見えるようです。後半は青柳宿へ足を伸ばし、石垣の下を流れる水路の音を聞きました。最後に青柳城址公園の本丸跡から山里を眺めると、駅前で集めた小さな色が空と林の大きな色へつながりました。帰り道には、夕方の夜灯も見てみたいと思いました。
この旅の足跡
- 駅を出ると、山に囲まれた西条の空気に青い案内板がよく映えました。小さな駅前なのに、遠くの稜線まで見えて、最初から町と山が一緒にあります。
- 西条温泉とくらは山々に囲まれた施設で、硫黄の気配を感じる温泉と食事処があります。駅前の看板とは違う、木と湯気のやわらかな色に足が止まりました。
- 大日堂の仁王門は江戸時代の建物で、そばには樹齢約八百年と推定されるモミの木があります。茶色い門と深い緑を見て、時間の色が急に濃くなりました。
- 青柳宿は約600メートル続いた宿場で、石垣の下を水路が通るのが特徴です。歩くと水音が小さく聞こえ、古い壁の土色に生活の跡が残っていました。
- 青柳城址公園は林の遊歩道を抜けた先に本丸跡があり、坂北地域や聖高原を見渡せます。木々の緑の向こうで空が大きく開き、駅前からの旅が一気に遠くなりました。
- 青柳宿の夜灯は夕方にやさしい明かりをともす習わしがあり、宿場の石垣や切通しとよく合います。昼の旅の最後に、光の色まで想像できる場所でした。