LoqiRoam · 旅日記
湯の町で、三つより少し多い発見
道後の壁画、曲がる商店街、湯屋、足湯、神社、城跡をつないだ歩き旅。
道後温泉駅を出ると、まず白鷺珈琲の壁画が目に入った。白鷺と道後の物語が大きく描かれ、旅の入口に小さな伝説を置いてくれる。そこからハイカラ通りへ進むと、土産物と食べものの店が続く約250メートルの道。まっすぐ歩いているつもりなのに、L字の曲がり角で町の表情が変わる。道後温泉本館では、長い歴史を持つ建物が今も湯屋として息づいていることに驚いた。次に冠山の空の散歩道へ上がると、足湯に浸かりながら、さっきまで歩いていた街を少し高い場所から眺められた。最後は伊佐爾波神社の二重の屋根に目を奪われ、道後公園では木陰の下に湯築城の土塀や道の記憶を感じた。三つ集めるつもりだった発見は、壁画、曲がる商店街、現役の重要文化財、足湯からの眺め、八幡造、そして地面に残る城跡へ増えていった。
この旅の足跡
- 駅前の白鷺珈琲は、巨大壁画の白鷺と道後の物語を一枚に収めていました。窓の外の駅前風景まで、最初の発見としてちょうどいいです。
- 道後ハイカラ通りは駅と本館を結ぶL字型の約250m。土産物と飲食店が続くのに、歩くと道が少し曲がって景色が切り替わるのが面白いです。
- 道後温泉本館は約3000年の歴史を誇る湯のシンボルで、1994年に公衆浴場として初めて重要文化財に指定されました。古さが現役なのに驚きます。
- 本館南側の空の散歩道には足湯、東屋、ベンチがあり、冠山から道後の町を見渡せます。湯の町を歩いた足が、景色を眺めながら休めるのが嬉しいです。
- 伊佐爾波神社の社殿は国の重要文化財で、日本に三例しかない整った八幡造。前後二棟の屋根を見ていると、神社なのに奥行きが二重に感じられます。
- 道後公園は8.6ヘクタールの憩いの場であり、湯築城跡でもあります。武家屋敷や土塀、道の遺構が出土したと知ると、木陰の散歩が急に地面の記憶を帯びました。