LoqiRoam · 旅日記

白い倉庫の町で、青と緑を拾う

運河、公園、市場、野鳥公園をめぐり、物流の白い景観に重なる水、緑、食、花、日常の色を集めた。

流通センターを出たとき、目に入るのは倉庫と道路の白や灰色ばかりだと思っていた。けれど駅のすぐそばには京浜運河沿いの散策路があり、水面の青が街の直線を少しやわらげていた。そこから平和の森公園へ進むと、ひょうたん池や木陰が現れ、急いで歩いていた気持ちもゆっくりになる。次に大田市場へ寄ると、青果や花きの色と、早い時間から動く町の力が加わった。市場のにぎわいを抜けた先の東京港野鳥公園では、湿地と空を見ながら小さな鳥の動きを探した。最後は駅前の流通センターへ戻り、カフェやそば店、コンビニの看板を眺めた。遠くの自然だけでなく、働く人の休憩場所にも色がある。今日は名所を集めたというより、白い景色の中に隠れていた青、緑、花、食べもの、暮らしの色を順番に拾えた旅だった。

この旅の足跡

  1. 駅を出てすぐ、京浜運河沿いに細長い散策路が続いていた。倉庫の白壁と水面の青が並ぶと、働く町が少し涼しく見える。
  2. 平和の森公園は区内最大級で、ひょうたん池や40ポイントのフィールドアスレチックがある。灰色の道路の脇で、木々の緑が急に深く見えた。
  3. 大田市場は開市日の5時から15時まで見学ルートを歩ける。青果や花きの市場らしく、倉庫街の白に野菜の緑と花の色が足される感じがした。
  4. 東京港野鳥公園は流通センター駅から徒歩圏の自然保護区で、9時から17時まで開園している。市場の音から湿地の気配へ、色だけでなく音も変わった。
  5. 野鳥公園のネイチャーセンター周辺では、東京湾の空と緑地を一緒に見渡せる。港の広さは大きいのに、鳥を探す目は小さな動きに集中した。
  6. 東京流通センターのセンタービルにはタリーズやそば店、24時間営業のローソンがある。最後に戻ると、駅前の赤や茶色が働く人の休憩を支えているように見えた。
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