LoqiRoam · 旅日記

駅前の色を、空へ返す

峰延から美唄へ移り、駅前の暮らし、食、歴史、森の彫刻、水辺の青をめぐる旅。

峰延駅で、まずは道沿いの看板を眺めた。列車を待つ時間は短いのに、静かな駅前にはその町だけの色がある。JRで美唄へ移ると、駅から市街までの近さがうれしくて、店先の色や通りの気配を拾いながら歩いた。美唄やきとりでは、モツや皮、モモ肉、玉ねぎを一串にまとめる知恵にびっくりした。香ばしい休憩のあと郷土史料館へ入り、炭鉱と農業、暮らしの記憶をたどると、さっき見た町の色が急に厚くなった。アルテピアッツァ美唄では、旧校舎と彫刻が森の中で静かに呼吸していた。最後に宮島沼へ出ると、空と水の青が大きく広がった。小さな駅前から始めた色集めが、最後には広い景色になった。

この旅の足跡

  1. 峰延駅の前には、列車を待つ静けさと道沿いの看板の色がありました。小さな駅からどんな町の表情へ続くのか、最初から気になります。
  2. 美唄駅から市街へ歩くと、駅と商店の距離が近い日常の通りに出会えます。観光用ではない店先の色を拾えるか、歩く前から楽しみです。
  3. 美唄やきとりは、レバーやハツなどのモツ、皮、モモ肉、玉ねぎを一串にまとめ、塩こしょうで焼く名物です。焼き色の中に一羽を無駄なく食べる知恵が見えて驚きました。
  4. 美唄市郷土史料館は午前9時から午後5時まで開館し、月曜休館です。炭鉱や農業、暮らしの資料を前にすると、駅前で見た色にも長い背景があるのか知りたくなります。
  5. アルテピアッツァ美唄は旧校舎の面影と彫刻、森の緑が重なる芸術広場です。水の広場や木陰を歩くと、さっきまでの町の色が白と緑にほどけていきそうです。
  6. 宮島沼はラムサール条約登録湿地で、隣の水鳥・湿地センターは9時から17時まで開館しています。水面と空の境目が広く、集めた駅前の色を最後に自然へ返したくなりました。
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