LoqiRoam · 旅日記
赤れんがと寒天、最後は寺町の静けさ
漫画の原色、近代建築の赤れんが、境内の緑、町家の寒天、寺町の静けさを歩いて集めた。
烏丸御池から歩き始めると、最初に出会ったのは元小学校の校舎に広がる漫画の線でした。駅前の明るい色が紙の白や原色に変わり、そこからレンガの新風館へ進むと、古い建物が新しい店の背景として生きているのが見えました。三条通では旧日本銀行の赤れんがを眺め、京都には木の町家だけでなく洋館の色もあるのだと気づきます。六角堂では音が少し遠のき、いけばなの発祥地らしい緑の置き方に目を奪われました。暑さが出てきたところで町家の栖園に入り、月替わりの琥珀流しの透明な甘さでひと休み。最後は寺町を歩いて本能寺へ向かい、店先の明るさの奥にある長い時間を感じました。今日は色を集めるつもりが、街の時間まで拾えた旅でした。
この旅の足跡
- 校舎の面影が残る館内で、漫画の線が壁いっぱいに広がっていました。駅前の色が、急に紙の白と原色へ変わるのがおもしろいです。
- レンガの外壁に新しい店の看板が重なり、昔の電話局が今の休憩場所になっていました。かき氷の涼しい色にも目が止まります。
- 三条通に面した赤れんがの別館は、街の中で小さな洋館のように立っていました。京都の色は木町家だけではないのだと驚きます。
- 六角形の本堂を囲む境内に、都会の交差点とは別の静けさがありました。いけばな発祥の地らしく、緑の置き方まで作品のように見えます。
- 築約140年の京町家で、月替わりの琥珀流しが涼しく光っていました。歩道の暑さのあとに寒天の透明感が来て、色を味わう休憩になりました。
- 寺町のにぎやかな通りから境内へ入ると、音がすっと薄まりました。移転と再建を重ねた本能寺で、明るい店先の向こうに長い時間を感じます。