LoqiRoam · 旅日記
湯気の白から湖の青、石垣の灰色へ
おごと温泉の足湯と温泉街から堅田の浮御堂、坂本の石垣と庭園へ、色の変化を追う旅。
おごと温泉駅では、まず案内板の向こうに湖と山が同時にあることを確かめました。歩いて着いた観光公園には屋根付きの足湯があり、湯気の白と芝生の緑の間から、びわ湖が思ったより大きく見えます。温泉街へ入ると、旅館の看板や坂道の影が加わり、駅前の色が少し生活に近づきました。そこから堅田へ移動すると、浮御堂が水の上へすっと伸びていて、朱と木と空の青が一枚の絵のように並びます。終盤は坂本へ向かい、穴太衆積みの石垣を眺めながら山側へ。旧竹林院の庭では景色が水面に反射し、最後の色が静かにほどけました。名所を急いで集めるより、湯気から湖、湖から石、石から庭へと変わっていく順番が楽しい一日でした。
この旅の足跡
- 駅前の案内を見て、湖と山の両方へ行けると知りました。まずは歩いて温泉地の色を探します。
- 屋根付きの無料足湯と、芝生越しにびわ湖を望める公園。湯気の向こうで湖が急に青く見えました。
- 1200年の湯の話が残る温泉街を歩くと、旅館の看板や細い坂道が静かに重なります。昔の湯治場は今どんな顔でしょう。
- 浮御堂は湖のくびれに建ち、まるで水面へ伸びる小さな舞台です。朱や木の色と、対岸までの青い眺めに驚きました。
- 坂本は日吉大社の門前町で、自然石を巧みに積んだ穴太衆の石垣が続きます。整いすぎない灰色が、山の緑に合っていました。
- 旧竹林院には約3300平方メートルの庭園と茶室があり、座卓に映る景色も楽しめます。最後に緑の濃淡が残りました。