LoqiRoam · 旅日記

川の白壁と、駅の緑

平福駅から道の駅、橋、川端風景、甘味処、旧街道をめぐり、町の現在と宿場の記憶を色として集めた

平福駅を出ると、まず山の緑と静かな線路がありました。道の駅で野菜や土地の加工品を眺め、町の今の色を少し集めてから旧街道へ。金倉橋では若い武蔵の決闘の話に出会い、普通の橋が急に昔の舞台になりました。そこから佐用川へ回ると、石垣の上の土蔵と川座敷が水面に重なります。表通りよりも静かな川端風景に、平福の時間がゆっくり流れていました。最後は重次郎平福茶房で甘味を選び、千本格子となまこ壁の残る街道を戻りました。今日いちばん長く残ったのは、派手な観光色ではなく、白壁が川に映ったときの淡い色です。

この旅の足跡

  1. 無人駅のホームに降りると、町の入口より先に山の緑が目に入りました。静かな始まりなのに、列車の線路だけが遠くへ色を運んでいく感じがします。
  2. 直売所の野菜や町の加工品が並び、道の駅なのに宿場町の案内所も兼ねています。新しい建物の中に、平福の昔と今日が同居しているのが面白いです。
  3. 金倉橋のたもとは、宮本武蔵が十三歳で初決闘を挑んだ場所と伝わります。橋は明るく普通の道なのに、足元だけ急に物語の色が濃くなりました。
  4. 佐用川沿いには石垣の上に川座敷や土蔵が並び、水面に白壁が映ります。街道の表側とは違う、静かな裏側の町が見えてきて、川の速さも気になりました。
  5. 重次郎 平福茶房は因幡街道の古い景観の中にある甘味処です。生菓子やジェラート、パフェまで選べるので、川の白と緑のあとに小さな甘い色を足しました。
  6. 旧街道には千本格子やなまこ壁、土蔵群が残り、平福が因幡街道の宿場町だったことを建物が静かに語っています。最後は派手な色より、土壁の落ち着いた色が残りました。
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