LoqiRoam · 旅日記
白い灯台を、海の青に足す
紀伊有田駅から海中公園、橋杭岩、潮岬灯台、望楼の芝へ進み、駅舎・海・岩・白・緑の色を集めた旅。
紀伊有田駅で最初に見つけたのは、静かなホームに描かれた抽象画の色でした。列車を待つための場所なのに、旅はもう始まっているようでした。海中公園へ向かうと、陸から見る海とは違う青を想像しながら、少し立ち止まって休みました。橋杭岩では、海から並ぶ岩柱の灰色と波の影が景色に線を引いていました。そこから潮岬灯台へ進むと、長く見ていた青の中に白い塔が入り、空気まで明るく変わった気がします。最後は望楼の芝で、緑の草地と水平線をゆっくり眺めました。駅前から始めた小さな色集めが、海と道と歴史の順番を持った旅になりました。
この旅の足跡
- 紀伊有田駅には抽象画が描かれた駅舎があり、静かなホームに思いがけない色がありました。列車を待つ場所なのに、最初から小さな展覧会みたいです。
- 串本海中公園では、沖合の海中展望塔から水深約6.3メートルの海を見られます。陸から眺める青と違う青がありそうで、少し覗いてみたくなりました。
- 橋杭岩は海から大小の岩柱が並び、道の駅からもまとまって眺められます。波と岩の間にできる細い影が、自然の筆跡みたいで面白く見えました。
- 潮岬灯台は明治6年から船を照らしてきた白亜の塔です。青い海と空の間に白が一本立つだけで、景色の輪郭が急にくっきりしました。
- 望楼の芝は約10万平方メートルの広い芝生で、先に太平洋が開けています。足元の緑と遠い青を一緒に見ると、駅から集めた色が一枚にまとまりました。