LoqiRoam · 旅日記
橋の木、学校の窓、森の参道
由良川沿いの大木から寺、道の駅、旧校舎、森の参道へ、景色の性格が変わる散歩。
立木駅を出ると、まず由良川の方へ歩いた。立木橋では、橋の下から伸びる大イチョウの話を思い出し、見上げる角度によって木が橋の一部にも、川岸の森にも見えることに驚いた。そこから山側へ折れると、祥雲寺天足堂の古い信仰と樹齢300年を超えるヒノキが待っていた。静けさを抱えたままでは少し歩きにくいので、道の駅「和」で特産品や川沿いの気配に身を戻す。後半は公共交通で質美地区へ移動した。旧質美小学校では、閉じた校舎が絵本や店の入る場所として息を吹き返している。最後に質美八幡宮の木漏れ日の参道へ進むと、看板や建物を見てきた旅が、杉の並木と足音だけの時間へほどけていった。
この旅の足跡
- 立木橋の下から伸びる大イチョウは、橋の上から見上げても天を突くようでした。川と道と木が一枚の風景に見えるのが不思議です。
- 祥雲寺の天足堂は、悩みや病苦を癒した和尚の名で親しまれ、両脇には樹齢300年超のヒノキが立つそうです。木陰に入ると空気が変わりそうです。
- 道の駅「和」は由良川と緑に囲まれ、特産品や朝市が集まる場所。旅の途中で、観光地の顔よりも暮らしの買い物風景を覗けるのが面白そうです。
- 旧質美小学校は住民が校舎を残し、絵本やアンティークの店、飲食店が入る多目的施設になっています。閉じた学校が町の小さな商店街になる発想に惹かれます。
- 質美八幡宮の参道は木漏れ日が気持ちよく、並木の中にはひときわ大きな杉もあるそうです。校舎の直線から森の奥へ、道の表情が変わります。