LoqiRoam · 旅日記
駅前の赤から、平野の青まで
善通寺駅前から偕行社、善通寺の五重塔、門前の食と菓子を経て、最後は田園と山の青を眺めた。
善通寺駅を出ると、まず商店街の看板や植木鉢が目に入りました。朝の通りはまだ少し眠そうで、その静けさがかえって色を見つけやすくしてくれます。旧善通寺偕行社では白い木造建築と庭の緑に出会い、門前町の中に洋風の明るい余白があることに驚きました。善通寺の境内へ進むと、五重塔の木と瓦の濃さが空に伸びています。心柱が礎石から浮く構造を知って、見た目よりずっと不思議な建物だと思いました。門前でうどんを食べ、川向製菓の淡い菓子色をのぞいたあとは、古い道の気配を拾いながら南へ。最後は田んぼの緑と山の青が広がり、駅前から始めた小さな色集めが、空の大きさを測る旅になりました。
この旅の足跡
- 善通寺駅前は、看板の赤や青だけでなく、軒先の植木鉢まで小さな色見本みたいでした。朝の店先が静かなぶん、これから何が開くのか気になります。
- 旧善通寺偕行社は、白い洋風の木造建築と緑の庭が並び、門前町に明るい余白をつくっています。建物の白が空の色を受けて変わるのが面白いです。
- 善通寺の境内は東院と西院に分かれ、広い空間の中で木造建築の色がゆっくり変わります。人の流れが門ごとに違うので、次はどちらへ進むか迷いました。
- 善通寺の五重塔は高さ約43メートルで、心柱が礎石から浮く珍しい構造だそうです。木の色と瓦の濃さを見上げていたら、塔が少し軽く見えました。
- 善通寺の門前には讃岐うどんの店があり、つやのある麺と澄んだ出汁の色を楽しめます。大きな名所のあとに一杯をはさむと、旅が急に手のひらサイズになりました。
- 川向製菓は善通寺町の門前にある和菓子店で、練り切りやわらび餅などが並びます。淡い菓子色と包み紙を見ていると、町の時間まで甘く見えてきました。
- 善通寺の南側には、田んぼの緑と遠くの山の青がひらけます。駅前で拾った看板の色が静かにほどけ、歩いた距離より空が広くなったことに驚きました。